「時短勤務 ずるい」というサジェストを見かけて思ったことと、私の24時間。

先日時短勤務について調べていたら「時短勤務 ずるい」というサジェストキーワードがあることに気づきました。

「早く帰れてずるい」ということらしいですが…時短勤務の人が「こっちだって帰って休めるわけじゃないのに。仕事してお金もらえるんだからいいじゃん」と言っているのを見かけたこともあります。ずるいって何だ?とふと考えてしまいました。

時短勤務って「ずるい」の?

ずるいという言葉を調べてみたら「人をだしぬいて自分が得をするような正しくないやり方」という意味のようです。法律で定められた制度があるのに利用することが正しくないわけないですよね。確かに早く帰れるのっていいなって思っていたことが私にもありました。ワーママとなり時短勤務を経験した今、その感情の名前は「羨ましい」の間違いじゃないのかなと思います。

残業が多いと「残業代なんていらないから早く帰りたい!人の仕事までしてると帰れない!だから早く帰れる人はずるい!」って思考になると思います。でもそれって非効率な流れや人員不足の職場が問題なのであって時短勤務の人のせいじゃないです。

時短勤務だと短い時間で同じように成果を出す必要があるので効率重視になります。復帰してから何度も「こういうのは時間の無駄だから改善しよう」と上司に言ったことがありますが、むしろ「そういう忙しいアピールうざい」って思う人もいたかもしれませんね。

私も体力と気力さえあれば長く働きたいし、残業もしたい。でも保育園は18時までだし、その後息子を見てくれる人はいないし、 子どもがどれくらい病気にかかりやすいかなんて保育園に通わせるまで知りませんでした。 働く時間が短いので当然その分月給も減っています(このことを知らない人もいますが)。ないものねだりですよね。

0~1歳児はどれくらい保育園を休むのか?欠席日数を数えてみた。(追記あり)
フリー写真素材ぱくたそより 息子は2019年4月から保育園に通い始め、6ヶ月目に突入しました。私は5月半ばから仕事に復帰しました...

私の24時間

基本的に夫の帰宅は日付変わってからなので、毎日の子どもの世話を全面的に私が行っています。1歳児を育てる私の、ある日の24時間はこんな感じ。

6時30分 息子と起床

6時45分 息子の朝ご飯、日によって私もご飯

7時 登園&出勤準備、夫と息子の触れ合いタイム

8時30分 息子登園、私は電車へ

9時15分 出勤、日によってデスクでご飯

9時30分〜17時 仕事(12時から13時は昼休み)

18時 お迎え&帰宅して夕ご飯

19時 自分の夕ご飯、息子は遊びタイム

20時 息子とお風呂、保湿や着替え歯磨きなど寝る準備

21時 息子就寝

21時10分〜 洗濯掃除洗い物など家事タイム&保育園準備

0時 夜泣き対応①、夫が帰宅してれば会話タイム

1時〜 睡眠①

3時 夜泣き対応②

4時〜 睡眠②

同じように子育て中のママさんパパさんにも驚かれることのある私の生活はこんな感じです。こうやって見ると自分でもこんな毎日送ってるの?とちょっと驚きますね。平日は母にヘルプ頼むこともありますが、朝はパン夜は冷凍ご飯を解凍というのが基本です!我が家の場合は夫の勤務時間が長かったり、息子がめちゃめちゃ動くのに長く睡眠を取らなかったりすることでよそとは同じように毎日のスケジュールが組めないことも多々あります。Fitbitの睡眠計測を見ると「こいつちゃんと着けてる?」みたいな数値の日が…。下の画像を見てもわかるように家事も何もせず、息子を寝かしつけてすぐ私も寝ることももちろんあります。

本の虫だったのに仕事以外で紙の本をめくることはなくなりました。帰宅してからは家事育児に追われて自分の時間はないし、床で意識を失うように寝てることも多々あります。なお、まとまった時間PCの画面に向かう暇もないので最近の記事は主に通勤の電車の中でスマホをポチポチして少しずつ書いています。このブログを開設したころのような「毎日更新」なんて無理ですね。

色んな人の色んな24時間がある

時短勤務に限らず、帰ったら家族の介護をしているという人や闘病しながら仕事をしている人もいます。私もあるときは仕事後通院したり、あるときは電車がなくなっても仕事が終わらず夜中にタクシーで帰ったりしていました。誰しも自分の置かれている状況以外のことはなかなかわからないものですから「私の生活を理解して!」というのは難しいだろうなという印象です。

子どもが熱を出すと休むのはだいたい母親なんですよね。元々女性が多い会社だと妊娠出産などで長い期間人員不足になる可能性が高くなると思います。私は今長く働くことができないので、職場にいる間はなるべく最大限効率的に動こうとがんばっているところです。また、自分がいないとき仕事を代わってくれている人たちと、私のぶんまで長い時間働いてくれている夫への感謝は忘れないよう心がけています。

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