私の体験から痴漢と痴漢冤罪について思うこと

最近よく痴漢が線路を逃走というニュースを見かけます。私が使っている路線は痴漢が多いと言われている路線で、しょっちゅう遅延も起こります。そして「痴漢を疑われた男性が電車にはねられ死亡」というニュースを見てついに亡くなった方が出たか…と思いました。

性別も年齢も関係ない

痴漢というと、男性が女性を…というパターンが多いけれど私の周りでは男性も被害に遭っている方が結構います。男性から男性への痴漢、女性から男性への痴女?パターンもあるということです。当然スカートを履いているかどうかは関係なく、またお尻を触るだけでもありません。こっちが吊り革を掴んでいるのをいいことに胸をわしづかみにするような輩やジーパンを履いているのに脱がせようとするような輩もいます(何度か遭遇しました)。背の低い方が狙われやすいといいますが、個人的には同じくらいの身長なら「触ったのではなく当たってしまった」と言い訳しやすいと思います。実際同じくらいの身長の方の股間が尻に当たってしまうことはあるんですよね…。

私の体験

高校・大学と電車通学で、今も電車で通勤しています。昔電車で痴漢に遭い、すぐ近くに居た男性が現場を見ていて「この駅で降りろ!」と引きずり出したことがありました。たまたまその駅が私の降りる駅だったので私も一緒に降りたのですが、引きずりだされた男性は暴れて手を振りほどき、私の顔を殴って線路に逃げていきました。罪に罪を重ねてますよね。私は体を触られた上に顔を殴られてケガして、その勢いで転んでカバンの中身をぶちまけてさんざんでした。しかもそこから5時間程取り調べを受け(ケガしたせいです。一般的には3時間くらいかと)、何度も何度も同じことを聞かれ、何で私がこんな目に…と思ったものでした。一度だけ、対面の状態で痴漢に遭ったこともあります。顔も痴漢してる手も見えてるけど何考えてんだ???と思いながらも突き飛ばして電車から降ろしました。本当にいるんですよこういう人…。

痴漢や痴漢冤罪の防止には?

よく「痴漢に遭うのは挑発的な服装をしているから」とか言われていますが、上で書いたように年齢も性別も関係ないので当然服装も関係ありません。前から触られたこともあると考えると立ち位置もあまり意味ないので、痴漢に遭わないようにするのはなかなか難しいと思います。
もし痴漢に遭ったり痴漢かな?と思うようなことがあったりしたら、「痴漢」という言葉を使わない方がいいと思います。今は誰も彼もがこの単語に敏感でしょうから「手を離してください」とか。スマホのブザーアプリをオンにして電車に乗るか、防犯ブザーが100円均一でも売られる時代ですので、握りしめて電車に乗るのはどうでしょう。実際に、悪名高い埼京線で防犯ブザーを鳴らして痴漢を撃退した方を目にしたこともあります。
では痴漢冤罪防止には何かできないかなと思ったのですが。万が一痴漢です!と言われてしまったら…スマホのボイスメモで録音を開始し、駅員室に行かずにホームでそのまま話し目撃者を募るといいと思います。また私人逮捕(警察官以外の方が行う現行犯逮捕)は氏名住所が明らかになっていない場合のはずなので、自分の身分を明らかにし「やっていない」ということを冷静に話すのが大事だと思います。触られていないのに触られたと言っている場合どんな風に触られたのかその場で詳しく話すと、食い違いが生まれる場合もあると思います。
そもそも痴漢をでっち上げようとする人の場合たいていは示談金が目的だと思うので、痴漢に関しては示談をなくすのが一番良いんじゃないかなと思っています。痴漢したら即実刑なんてことになればそうそう触ろうと思わないと思うので痴漢をする側の罪をより重くする(たとえば1年以上の実刑)とかして、痴漢も痴漢冤罪もなくなりますように。

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