雑誌やテレビの特集などで最近よく目にする「ミニマリスト」という文字。私もミニマリストブロガーが何人かポンポンと浮かびます。持ち物がトランクひとつに収まるとか、数えられる程度しかないとか、家がすっきりしているとか、いいですよねえ…。
もろもろ衝撃をうけたのがこちらの記事。男性は女性よりもミニマルでいられるだろうなとは思っていましたが、108個…すごい…
こちらもよく見るブログですが、「捨てて後悔することもあるんだ」とびっくりした記事がこちら。必要だったらもう一度買うっていうのもアリですよね。
でも、私はミニマリストになれるかというと、ほど遠いなって思っています。むしろマキシマリストですね。じゃあなんでミニマリストになれないと思うのか、ちょっと考えてみました。
私がミニマリストになれない理由
紙の本が好き
とにかく本が多い家で育ちました。私が「日本文学の研究をしたい」と思って文学部に入ったことも、本が多い家で育ったことがおおいに関係していると思います。仕事で紙の辞書を引くスピードが速いと言われたこともありますが、たぶん紙の本をめくる数が人より多いから自然と身に付いたのでしょうね。
誤解のないように言っておきますが、仕事で電子書籍に触れていたこともあって電子書籍は大好きです。Kindleアプリの他にbooklive!やhontoのアプリも入っています。この本はKindleで買うぞ!という本も多々あります。でも本棚がゆがむくらいには本を詰め込んでいますし、所有欲が満たされるんでしょうね。大好きな村上春樹作品はあんまり電子書籍になっていない(それでも近年はかなり増えましたが)ので、やっぱり紙で持っているほうが落ち着きますね。
生活するのに薬が必須
持病があるので、毎日飲んでいる薬が3種類と塗り薬もステロイド系と非ステロイド系で数種類持ち歩いています。これでも重症の頃よりは減ったとはいえ、処方されるときはそれなりの数ありますので…。スーパーで買い物したの?くらいの大きさのビニールに入れられます。もっとよくなって、もう少し量が減るといいんですけどね。ちなみに我が家の救急箱(という名の収納ケース)はA4の80サイズくらいの大きさです。でかいです。
収集癖がある
固定ページにも書いていますが、収集癖があります。切手や紙幣・貨幣などのポピュラーな収集物をはじめとして、服やカバン、ガジェットなど「なんでそんなに持ってるの?」と聞かれるようなものまでたくさん集めていました。自分だけでひっそりと楽しんでいます。
切手や紙幣・貨幣などは現在積極的に集めていないものの、まだ持っていますし売りにも出していません。服やカバン、ガジェットなどは少しずつオークションや買取業者を使って手放しています。ちなみに集めていたものである日突然どかっとすべて捨てたのは「煙草のパッケージ」です。集める対象が変わることはあっても、ひとつ残らずなくなることはなさそうです。
少しミニマルにするためにできること
コレクションを無理やり手放すのではありません。日常的に持ち歩くバッグの中身とかを減らしたくて、なんとかいい方法はないものかと思っていたのですが…これはバッグのことだけ考えていても仕方ないんですよね。引っ越しを考えていることもあり、日常生活の上での考え方を含めて考えてみました。
紙モノをためこまない
これは最近引っ越しを考えているため実践しようと思ったことです。「あとで処理しよう…」と思ってためこんでしまうことがかなりあるので、ダイレクトメールや明細書などはその都度処理することを始めました。それでも過去の分はまだたまっているので、これは引っ越しまでに片付けようと思います。紙モノってひとつひとつは薄いのに集まると結構な量になりますよね。
1つで複数の用途に使えるものを買う
これは夫と二人暮らしを始めてから意識するようになったことですが、ONにもOFFにも使えるような2wayのバッグや全身に使えるシャンプーなど複数用途に使えるものを使うようにすると必然的にモノが少なくなります。このストールも今年めちゃめちゃ役に立ちました。でも無理やり複数用途で使おうとするのではありません。買うときに考えることがひとつのやり方だな、と気づきました。
持っていて(着ていて)幸せになるものを揃える
最近服の記事をちらほら書いていますが、服は着ているだけで幸せな気分になれるものが多々あります。好きな服を着ているだけで仕事も頑張れる気がします。もともとお気に入りをたくさん揃えてはいますが、服だけじゃなく、バッグや靴など手持ちのモノすべてお気に入りだけを持つようにすることも一歩かなと思いました。