売却予定の端末のネットワーク利用制限が「△」でどうしたらいいの?となった話

そろそろ引越を考えているので、手持ちのガジェットを整理しようと、Galaxy S6を売りに秋葉原へ行ったときのことです。そのお店では未使用品買取価格が32000円となっていたので、綺麗に使っていた私の端末は恐らく20000円くらいになるかなーと思っていました。ところがどっこい!買取屋さんへ持っていくと「ネットワーク利用制限が△になっているので、この電話番号(机を指さして)に電話してみてもらえますか」とのことでした…。確かに調べるの忘れてたけど…えー!?一括で買ってるのに一体どういうこと!?となったのです。

ネットワーク利用制限とは?

スマートフォンなどに割り当てられた個体番号(IMEI)をシステムに登録し、不正利用されないよう制限することです。たとえば偽造の身分証で契約したことが発覚した場合なんかは、その時点からSIMカードを差し替えても通信ができなくなります。上記の理由のほか、分割購入の支払いが何度も遅延することで制限がかかるケースもあるそうです。こっちのほうが多そうな感じがしますね。
制限がかかっているかどうかはdocomo、au、SoftBankそれぞれの確認サイトで調べる必要があります。こういうサイトです(画像はdocomo)。

この個体番号は書き換えることができず、一度制限された端末は二度と制限解除されません。利用制限のかかった端末は確認サイトで「×」という表示が出ます。

不正利用がなくとも「△」の場合がある

この判定は最初どんな端末も「△」からのスタートであるため、分割で支払い途中の場合なんかは不正利用がなくとも「△」のままであることがよくあります。今回私の場合は一括で支払っていて、すでに機種変更しているのでその旨を買取カウンターで伝えると「おそらく手違い。センターに電話すると「〇」にできるはず」というのが店員さんの話でした。
ちなみに現在分割で支払い中の端末を調べてみると…やはり「△」でした。

IMEIの確認方法は?

だいたいは箱や保証書などにシールが貼ってあるものですが、本体で確認することもできます。ダイヤルのアプリで電話をかけるように「*#06#」と入力すると画面上に出てきます。画面に出てくる表示は異なりますが、Androidなら古い端末でも出てきます。Galaxy S6の場合はこんな画面でした。

電話が全然つながらない!

店員さんに聞いた番号に電話してみると、通話中…2回、3回とかけてみても「プープープー」と流れてきます。店員さんが「回線ひとつしかないらしくてなかなかつながらないんですよね…」と言ってきたので一旦店を出て電話をかけまくりました。その数45回。大事なことなのでもう一度言います。45回です。「接続できません」と表示されたり話し中だったり…とにかく45回目でようやく「混みあっております。そのままお待ちください」と流れて、たぶん7~8分待ったと思います。
人の声が流れてきたところで待ち時間が長いために飛んでた意識を取り戻し、「端末のネットワーク利用制限を〇にしてほしい」と伝えました。docomoで使っている電話番号、名前、生年月日と住所にIMEI、いつごろの購入か、一括で購入していることも伝えて「確かに、△になっているのでお調べします」とのことでまた2~3分待ちました。でもこれってオタクじゃないと購入時期とか覚えていないのでは?って思いましたね。確認がとれてからはとてもスムーズでした!「1時間以内に〇になるのでサイトで確認してください」とのことでしたが5分後には「〇」になっていました。

無事に売却できました

そんなこんなで制限の件をクリアしたので、しっかり買い取っていただけました。お値段はやはり20000円。画面と背面に保護シートを貼っていたのが良かったようです。基本的に付属品はすべてそろった状態で保存していますが、付属品は査定に影響しないかもしれません。お店によっては箱があると少し高くなるみたいですね。次に買取をお願いするときは、ネットワーク利用制限をしっかり確認してからにしようと思いました。

各社確認サイト

docomo:http://nw-restriction.nttdocomo.co.jp/top.php
au:https://my.au.com/cmn/WCV009001/WCE009001.hc
SoftBank:https://ct11.my.softbank.jp/WBF/icv

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