Linkin Parkは私が洋楽を好きになったきっかけのひとつだった

7月21日の朝、iPhoneに届いていたニュース。Linkin Parkのボーカル、チェスター・ベニントンが自殺したというものでした。私は起きたばかりで、この見出しを見ただけで一気に目が覚めました。

初めて好きになった洋楽バンド2つ

Linkin Parkを初めて聴いたのはMeteoraだったと思います。その頃の私は椎名林檎とCocco、GO!GO!7188なんかを聴いている軽音楽部所属の高校生でした。先輩に勧められて聴いたKornとLinkin Parkから、私は色んなバンドへと手を伸ばしていきました。チェスターはあんなに綺麗なシャウトができて、ハイトーンが良く伸びて、なのに本人は「どうやってこの声出てるんだろう?」みたいなことを言うし、面白い人だなあって。Kornのジョナサンの声とLinkin Parkのチェスターの声は全然違うものだけれど、二人が発信したいことってとても似ていたように思います。

悲しみ、怒り、混乱

Twitterで流れてきた「ふだん大して好きとか言ってなかった奴がこういうときだけ云々」みたいなツイートを見ていて、まあそういう意見があるのもわかるよなと思います。ここぞとばかりにリツイート数を稼ごうとするツイートが現れるということや、追悼ライブやお別れ会は良いのですが、悲しみのやり場がない人たちをどうにかしようとする輩がいるのはわかっているからです。でも、たぶん皆「この衝撃をどこにぶつければいいのかわからない、なんとか発散したい」という気持ちなのは一緒なんじゃないかなって思いました。
仕事中、ラジオからWhat I’ve Doneが流れてきて正直泣きそうでした。Minutes To Midnightはたぶん一番聴いたアルバムだからです。

人の死は必ずやってくると思い知らされる

思い返せばX JAPANのhideといい、Raphaelの華月といい、ビジュアル系というジャンルが好きなこともあってか「好きなバンドのメンバーが亡くなる」ということは何度も経験してきました。そのたびに「いま観られるバンドはすべて見に行きたい」と思うのですが…なかなかそううまくはいきませんね。KornはOzzfestでようやく観ることができましたが、チェスターが歌っている姿を生で観ることはかないませんでした。

生きているだけでいい

バンドは生ものだとよく言うけれど、本当にその通りだと思います。自分の好きなバンドのメンバーも、自分も、気がつけば歳を重ねているのでいつなにが起こるかわかりません。30を超えても出た結婚式の数よりも葬式のほうが多いと思います。でも私は生きている限りは音楽を聴いていたいなと思うし、歌いたいなと思います。誰か近いうちに私と一緒にカラオケ行きませんか。

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