アトピーがひどかった頃持ち歩いていた物まとめ

アトピーといえば肘の内側やひざの裏に出るイメージもあるかと思いますが、基本的には皮膚のどこにでも出現します。私の場合頭(頭皮)から足(足の甲や指、足裏)まで出ていましたし、髪は抜け爪も変形していました。ただでさえ見た目がひどいので、外出先で困らないようにカバンの中にはいつも救急セット並みに色々揃えていたものです。

持ち歩きセット

ステロイド含む薬類


今はステロイド全般をさほど使っていませんが、当時はランクごとのステロイドと亜鉛華軟膏をいつも持っていました。1群のデルモベートがあるのでどれくらいひどい症状だったかおわかりの方もいると思います。口内炎用のケナログや、傷用のゲンタシン軟膏も必須でした。左にある水色のフタの亜鉛華軟膏は浸出液を吸い取って乾燥させる効果があるので、じくじくしている部分によく使っていました。ただし塗った部分がかなり白くなるので上から覆うものが必要です。

ガーゼ、テープ


そこで活躍するのがガーゼと不織布のテープです。私はいつも幅広のテープを選んで買っています。ほんとにどこにでも使っていたため、大量に買っていました。消費量が格段に減った今でも、自宅にはガーゼとテープの在庫が二つずつあります。

チュビファースト

アトピー界では有名(?)なこちらですが、一般的にはあまり知られていないチューブ型の包帯です。搔きむしりの防止というよりは、服に薬や血液がつかないように保護する目的でした。結構薄く、そしてお高くてばかすか使えないので腕限定です。成人の腕用は下の青ですが、使いたい箇所(サイズ)によって色が異なります。

綿手袋

手の甲の症状がひどかったので、綿手袋も必須でした。手の甲がしょっちゅう割れていたので複数組持っていましたが、今も仕事の関係で綿手袋を使っているので1組は必ず持っています。不思議なことに手の甲はしょっちゅう割れていたのに指は無傷だったんですよね。

シルコット(コットン)

シルコットとはユニ・チャームが出しているコットンのシリーズなのですが、私は化粧よりも肌の保護目的に買いだめしています。綿がくるまれているので、繊維が肌に残らないというのがポイントです。亜鉛華軟膏を塗った上にシルコットを乗せてテープで留める使い方でした。パッティングや化粧落としにもこのコットン以外は使えないです!!

絆創膏

100枚入りの絆創膏を大体1週間ちょい(!)くらいで消費してたので、箱で持ってました。曲げ伸ばしでどこかしらが切れることはよくあったので、絆創膏だらけでしたね…。絆創膏は今でも持ち歩いていますが、10枚だけです。サイズは普通サイズ、幅広サイズをよく使います。サイズが複数入っているものはたまに購入しています。

清浄綿、ウエットティッシュ

出血したり浸出液が固まったりした部分を拭く用に清浄綿も持ち歩いていました。アルミ包装で持ち歩きやすいもの、ノンアルコールのものを選んでいました。清浄綿に限らずノンアルコールのウエットティッシュも赤ちゃん向けのものだと結構見つかります。
使い分けとしては範囲の広さ、血液や浸出液の量、あと片手で出さねばならないような場面で分けていました。ノンアルコールのウエットティッシュもシルコットがオススメです。

まとめ:いつでもケアできると思うと精神衛生上良い

24時間、365日かゆみが襲ってくる上に無意識で掻いていることがほとんどなので気づいたら出血しているとか、気づいたら割れているなんてことがしょっちゅうあると思います。私は小さいころからステロイドをちょくちょく使っていて、体感で「何かでつつむとなんだか浸透するのか様子が違うぞ」と思っていました。
シャンプーが刺激になり全く使えなかったとき「清浄綿で頭皮を拭く」ということを思いつきしばらくそれで過ごしていましたし、外に出たくなくてもこのセットがあればなんとか仕事に行けると思っていました。
こんなに持ち歩いてケアしていても大して効果はなかったのかもしれませんが、「白い服に血がついたら嫌だ」とか「見た目がひどいから隠したい」というようなことに気を取られて集中できないよりは精神衛生上良かったです。今でもアトピーは完全に良くなったわけではないので、会社机の引き出しには清浄綿が入っていますし絆創膏も持ち歩いています。

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